サステナブル ガストロノミー ツーリズム

ガストロノミーツーリズム ガストロノミーツーリズム ガストロノミーツーリズム ガストロノミーツーリズム ガストロノミーツーリズム

ガストロノミーツーリズムで
大阪の食文化を満喫しよう!

江戸時代、経済の中心地・陸海交通の要衝となっていた大阪は、全国から特産物や新鮮な食材などが集まることで
経済的な中心地となり、商業活動の隆盛は食文化にも大きな影響を与え「天下の台所」と呼ばれました。

商人のまち大阪での食文化は、倹約という合理的な考えが暮らしの隅々に浸透するいっぽうで、商いでは
客の舌をうならせるクオリティーの高い店が生き残っていきました。

こうして大阪では、食への情熱が高まるとともに、食材を大切に、無駄を出さず、極力捨てることをしない
“もったない精神”が根付いていきました。大阪という一大消費地を支える生産地においても、
食・食材のクオリティーが高められるのと同じく無駄を出さない意識も根付き、現代のSDGsに繋がる食の
サステナブルが実践されてきました。そのような、食のサステナブルに取り組む生産地や生産者との交流など
ユニークな食文化体験を楽しむ旅「ガストロノミーツーリズム」をご紹介します。

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ANAグループとの連携による
“行かなMOTTAINAI”事業
モニターツアーを
実施しました

Monitor tour

大阪ガストロノミーバスツアー第2弾 参加募集中!

【日帰りバスツアー】20名限定
甘~いイチゴ狩り体験&世界に一つだけのオリジナル「カップヌードル」作り体験とやさしいランチに舌鼓ツアー

【日帰りバスツアー】20名限定
大阪・なにわ三酒物語 ~ 日本酒 ワイン ビール ほろ酔い気分ではしご酒 ~ツアー

受付終了いたしました。
たくさんのご応募ありがとうございました。

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教育旅行コース

教育旅行コース
Educational trip

教育旅行コース

キャリア体験、SDGsの探求など時代のニーズと学校教育の動向を踏まえ、大阪での教育旅行の一層の発展をめざし、地域や施設で取り組んでいる食のSDGsをテーマに、様々な体験のコンテンツやプログラムを造成しています。

農の施設や漁業の施設での食のSDGsをテーマにした体験や、フードロス・地産地消拡大への取り組み、食の生産事業者が取り組むSDGsをテーマにした体験など、大阪での教育旅行のコンテンツとしてSDGsを探求するプログラムを紹介します。

また、国内だけでなく海外からの教育旅行のコンテンツとしてもサスティナブルやSDGsを体験できる大阪も紹介します。プログラムに参加した生徒たちにとって相互に充実した国際交流体験をめざしています。

詳しくはこちら

南大阪・泉州 食の魅力

南大阪・泉州 食の魅力
Attraction of food

南大阪・泉州 食の魅力

海に泉州エリアは、西北は大阪湾、南は和泉山地に接し、田園地帯にも恵まれた気候温暖な土地です。
海にも山にも近く、年間を通して気候の良い泉州地域には様々な特産食材があります。

全国的に有名な水なすをはじめ、桃や穴子、しらすなど、海山の豊富な食材など地元産の旬な食材を生かした美味しい料理を楽しむこともできます。

そんな自然豊かな地元産の旬な食材に溢れた大阪泉州の食の魅力をご紹介いたします。海にも山にも近く年間を通して気候の良い泉州地域には様々な特産食材あります。豊かな自然と地元産の旬な食材に溢れた大阪泉州の食の魅力をご紹介。

詳しくはこちら

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食のSDGsセミナー

食のSDGsセミナー
SDGs seminar

これまで当たり前のこととして見過ごしがちであった大阪ならではのSDGsに通じる食文化や精神性「始末の心」に着目し、2025年大阪・関西万博にむけて「食のまち・大阪」がめざす新しい地域のあり方を探るセミナーで、大阪府域の食の魅力の地域を事例に、食x観光xSDGsという新しいアプローチを探ります。

開催予定のセミナー

開催予定のセミナー
seminar schedule

開催予定のセミナーはありません

セミナーアーカイブ

セミナーアーカイブ
archive

もったいない精神が切り拓く、大阪の食とまちづくり
オンラインセミナー

〜あなたの街でもきっとできる!ここだからできること!!〜

もったいない精神が切り拓く、大阪の食とまちづくり
オンラインセミナー

あなたの街でもきっとできる!
ここだからできること!!

開催日
2023年1月20日(金)14:00~15:00(60 分)
申し込み受付URL
https://jiji.smartseminar.jp/public/seminar/view/4918
申し込み締切日
1月19日(木)17:00

食文化観光と持続可能なまちづくりをテーマにしたセミナーをオンラインで開催します。
2025年大阪・関西万博に向けて「SDGs」や「サスティナブル」をテーマとした大阪の食の魅力とツーリズムを探るため、南大阪・河内エリアの「食と地域づくり」を実践する代表事例をもとに、産・官・学それぞれの代表者が独自の視点で意見を交わし、100年先も残したいSDGsともったいない精神が切り拓く新しい大阪観光のカタチを提言いたします。

登壇者

  • 髙井 利洋
    髙井 利洋

    カタシモワインフード株式会社 代表取締役
    現存する西日本最古の醸造所「カタシモワイナリー」(大阪府柏原市)の代表取締役社長。
    「関西ワイナリー協会」「西日本ワイナリー協会」の会長。
    後継者不足で、放棄されたブドウ畑をボランティアとともに運営。築100年以上の古民家など歴史的な町並みとワイナリーをめぐるツアーを開催するなど、町おこしにも意欲的に取り組む。

  • 小林 哲
    小林 哲

    大阪公立大学 教授
    博士(商学)。主な研究領域は、ブランド戦略と流通システム。最近は、企業のブランディングのみならず、生鮮食品のブランディングや地域のブランディングに興味を持ち研究している。地域のブランディングにかかわる活動として、大阪ブランドコミッティ「食パネル」座長(2005年)、「食の都・大阪推進会議」幹事、「大阪産(もん)名品認証審査会委員」委員長(2010年~)

  • 髙井 利洋
    溝畑 宏

    大阪観光局理事長
    2010年観光庁長官に就任、その後内閣官房参与などを経て、2015年大阪観光局理事長(大阪観光局長)に就任。大阪観光推進の司令塔として、大阪府市都市魅力戦略推進会議 委員や大阪府・大阪市IR推進会議の座長を務める。

■共催:ANA あきんど株式会社、株式会社時事通信社、(公財)大阪観光局

「大阪泉州における食文化の旅-SDGsなアプローチを探る」
オンラインセミナー

「大阪泉州における食文化の旅-SDGsなアプローチを探る」オンラインセミナー

食文化観光と持続可能なまちづくりをテーマに、公益財団法人大阪観光局主催、ANA あきんど株式会社、株式会社時事通信社共催によるオンラインセミナーを2023年1月20日に開催いたしました。

今年度は第2弾として、南大阪・河内地域の「100 年先も続く食と地域づくり」と題して、代表となる生産者を招き、「観光×食×SDGs」の実践について、産・官・学それぞれの代表者による提言の場となりました。

<第1部>

①2025大阪・関西万博に向けて~高まる食文化観光の機運~
(公財)大阪観光局 理事長 溝畑 宏

食は地域の総合的戦略産業と位置づけ、「食のショーケース大阪」を2025大阪・関西万博をきっかけとして復活させていきたいと思っています。そのためには富裕層戦略を立て、大阪の食の価値を世界へ発信することや、食に関わる人材育成、地域に根差した食材を活かした食文化の確立が重要なテーマとなります。地域の人が食文化を育てフードロスを地域で減らす、まさにもったいない文化に匹敵すると言えます。
また、食は「歴史」・「伝統」・「文化」・「エンターテインメント」などと掛け合わせた掛け算で更なる付加価値を生み出します。
大阪・関西万博テーマであるSDGsを「食のSDGs」という切り口で考える上で重要な要素は、人と人のつながり、おもてなし=ホスピタリティだと考えます。

溝畑 宏
大阪観光局理事長
2010年観光庁長官に就任、その後内閣官房参与などを経て、2015年大阪観光局理事長(観光局長兼務)に就任。大阪観光推進の司令塔として、大阪府市都市魅力戦略推進会議委員や大阪府・大阪市IR推進会議の座長を務める。

②大阪の食と観光を盛り上げる~ワイン×持続可能な街づくり~
カタシモワインフード株式会社 代表取締役 髙井 利洋氏
畑のある柏原市も人口減少が加速している状況です。
栽培放棄された畑を我々が買取り、ぶどうづくりを始めて130年目になりますが、このぶどう畑の原風景があと100年残ったら世界遺産となり、ぶどうをつくらなくても観光ビジネスとして成立することになるのではないかと予想しています。
地域づくりにはOnly Oneを作っていくことが重要であり、カタシモワイナリーでは海外産のコピーではなくここにしかないワイン、ここに来ないと飲めないOnly Oneのワインづくりを目指し、日々努力しています。
また、市内には築130年の古民家がありますが、地域の風景を残すべく買い取って維持に努めたところ、訪日外国人に注目され、インバウンドの訪問も急増しました。町の風景は手をかけないと維持できず、地元を思う地域住民によって守られています。また、歴史はワインとの相性も良く、その昔ヨーロッパのジョージアから大阪に届いたぶどうの種から育てたワインを買い求めて各国からワインファンが足を運んでくれます。

髙井 利洋
カタシモワインフード株式会社 代表取締役
現存する西日本最古の醸造所「カタシモワイナリー」(大阪府柏原市)の代表取締役社長。
「大阪・関西ワイナリー協会」「西日本ワイナリー協会」の会長。
後継者不足で、放棄された葡萄畑をボランティアとともに運営。築100年以上の古民家など歴史的な町並みとワイナリーをめぐるツアーを開催するなど、町おこしにも意欲的に取り組む。

<第2部>パネルディスカッション
大阪公立大学教授の小林先生をモデレーターとして、食を切り口とした持続的な地域のあり方について、髙井社長と溝畑理事長の3名によるパネルセッションを行いました。

ガストロノミーツーリズムと地域づくり
髙井社長が実践されている食(ワイン)×まちづくりの重要性を溝畑理事長の視点で提言頂きました。
地域が生き残るためには住民がその地域に誇りを持ち、町を愛する=シビックプライドの醸成が大事です。髙井社長は、自身の町の歴史を検証しながら、良いものを残そうと努力を続けています。さらに、食・観光・歴史を掛け合わせてマネタイズする仕組みをつくろうとしています。
ヨーロッパの例がまさに良いものを残す、それこそがSDGsの精神の根底であり、髙井社長が目指していることと合致しています。
これからの食のSDGsを考えた時に髙井社長の取組み自体が食のSDGsのトップランナーであり、モデルケースと言えるでしょう。

共創を共につくる
持続性には経済活動も伴わなければいかなることも持続できません。しかし実態はその通りいかない事も多く、持続させるために努力している点を髙井社長へ問いました。
地場産業として一番大事な点は、その商品が地域の宝物であるということです。これが市民のプライドに響き、世界に一つしかないというものを農業を通じてつくることが生き残る条件だと思います。そこに消費者の力を借り、共通目的=この地域の環境や食文化などをともにつくりあげることが大事です。共感しながら一緒に楽しむ、これが私の考えるものづくりだと思っています。
その例の一つに栽培放棄された畑を一部ボランティアに任せています。約460人もの個人ボランティアが栽培の手伝いに続々と訪れます。大阪市の近くにあるという利便性も参加しやすさの後押しになっていますが、ボランティアが参加するメリットを感じてくれている事も要因の一つだと思います。

Think Global
日本の地域における問題をグローバルな視点で考える意味、価値、必要性などを溝畑理事長に伺いました。
ヨーロッパなど海外は世界的なグローバルマーケットにおける自国の立ち位置を考えます。日本がグローバルマーケットに入っていくためには2つのポイントがあります。1つ目は行政のプロデュース力を上げていくことです。髙井社長のような経営者や各ジャンルのステークホルダーを行政が形成し、プロデュースするという役割を担って頂くことを希望します。
2つ目はグローバルマーケットにおいても大阪は非常に面白く、かつ魅力的な都市であるというブランディングは確立されています。アフターコロナの訪日再始動後に向けて、選ばれる都市になるためには消費額の上位である宿泊・食の価値を高める事です。そうすることで地域経済が潤い、地域雇用が生まれ、おのずと地域住民の参加につながる。このメカニズムをアフターコロナに向けた戦略という中で、特にSDGsをお題目として地域住民一人一人が意識を持つことが重要と考えます。
特に大阪は他の都市に比べるとチャンスが大きい。2025大阪・関西万博の時には、大阪のみならず日本全体を引っ張っていくという気概を持って、日本の魅力、そして地域の魅力をしっかり伝えていくことが重要です。髙井社長のようなリーダーを各地域に広げ、各地域の魅力たっぷりな物をつくっていくこと。これが2025年までの課題だと感じています。

最後に、未来に向けた提言を3名それぞれからフリップに書いていただきました。

日本の地域における問題をグローバルに考える意味、価値、必要性などを溝畑理事長に伺いました。

本セミナーを通して、地域にとって重要なことはその地域ならではのOnly Oneを作っていくこと、そして地域住民との共創、共感によって持続可能な地域づくりに発展させていくことの重要性を再認識できれば幸いです。

小林 哲
大阪公立大学 教授
博士(商学)。主な研究領域は、ブランド戦略と流通システム。最近は、企業のブランディングのみならず、生鮮食品のブランディングや地域のブランディングに興味を持ち研究している。地域のブランディングに関わる活動として、大阪ブランドコミッティ「食パネル」座長(2005年)、「食の京都・大阪推進会議」幹事、「大阪産(もん)名品認証審査議会委員」委員長(2010年〜)

3名のセッションの様子など全編は下記の動画から、ぜひご覧ください。

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