サステナブル ガストロノミー ツーリズム

大阪産(おおさかもん)と
風土などの探求から
未来社会を考察するコース
ー 南大阪・泉州〜河内エリア ー

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ANAグループとの連携による
“行かなMOTTAINAI”事業
モニターツアーを
実施しました

Monitor tour

〜知れば知るほど行きたくなる大阪のサステナブルな食魅力の発掘・探求〜

コンセプト
大阪産(もん)・風土(現在)x歴史・文化(過去)xSDGsな未来社会

実施概要
実施日時:2022年12月8日(木)〜12月9日(金)

大阪産(もん)の生産者訪問や収穫体験を通じて、風土とともに育まれてきた中河内・南河内地域の食の魅力について、認知を深めるためモニターツアーを実施いたしました。
また、大阪の伝統的なモノづくりと、歴史・文化がもたらす日本人の“もったない精神”に基づいた中河内・南河内のモノづくりの歴史を学び、
持続可能な未来社会を探究いたしました。

大阪産(おおさかもん)と風土などの探求から未来社会を考察するコース

大阪産(おおさかもん)の生産者訪問や収穫体験を通じて地域風土とともに育まれてきた中河内・南河内地域の食の魅力と「SDGs」について認知を深めます。コースの中では、大阪の伝統的なモノづくりを学び、歴史・文化がもたらす日本人の“もったいない精神”について学ぶことができます。

大阪産(おおさかもん)と風土などの探求から未来社会を考察するコース

大阪産(おおさかもん)と風土などの探求から未来社会を考察するコース

1日目柏原市河内ワイン「カタシモワイナリー」で
ぶどう畑の見学と、ワインを試飲

河内ワイン「カタシモワイナリー」は、大正3年創業の西日本で現存する最古のワイナリーです。またワインの製造のみならず、柏の風景もこの先100年守るために、古民家を買い取って町づくりにも貢献しています。畑ではできるだけ有機物を使用するという丁寧な仕事と、創業者から受け継いだ高品質のワイン造りに全力をそそいでいる精神が、試飲したワインの深みからも感じられました。

サスティナブルポイント

この先100年継続させるために、日本の温暖化その他環境変化に負けない、日本にしか出来ないぶどうを作ろう”と、毎年、品種の改良・育種を研究しています。

温暖化対策として生食用のぶどう栽培方法を使ってのワインへ応用し、実験栽培として様々な生食ハイブリットぶどうを栽培しています。
*もったいない精神⁼有機肥料を使用。 つむぐワインプロジェクトを企業と連携し21年からスタートさせ、その一環としてワインボトルはリユース瓶を使用しています。

*もったいない精神⁼有機肥料を使用。 つむぐワインプロジェクトを企業と連携し21年からスタートさせ、その一環としてワインボトルはリユース瓶を使用しています。

1日目柏原市岡田染工場で染め作業体験

創業当初から印染め(しるしぞめ)を専門に、昔ながらの手仕事を続けている岡田染工場で染め作業を体験しました。小さな工房はまるでアトリエのようで、機械では表現できない丁寧な職人技に思わず見惚れてしまいました。

サスティナブルポイント

泉州・南河内で受け継がれている「だんじり祭り」の祭り法被を受注生産しています。
少子化問題から祭りに参加する若年層も減少傾向にあり、自身の事業で地域継続、連帯、そして地域活性化への貢献を図ることを心掛けています。
継続性という観点から、先代の技術の継承に加え、独自の新しい「印染め」を模索し、独自ブランド「百印染」(オリジナルデザインによる各種布製品の製造販売)を計画中です。

1日目羽曳野市いちじく栽培見学「藤井農園」を見学

50年以上前から「大阪産いちじく」を露地栽培している藤井農園を見学しました。愛情いっぱいに育てているクオリティの高いイチジクや野菜を見て、改めて生産者さんの気持ちをしっかり受け止めて、食を大切にしなければいけないという思いになりました。

サスティナブルポイント

生イチジクを食べる機会が少ない人たちには、食コンテンツとしても新しい発見・体験ができます。

近隣の乗馬センターから馬糞で作った、たい肥を提供してもらい地域での生産におけるサスティナブルの循環が存在しています。

2日目下赤阪千早赤阪村の棚田を散策

日本棚田百選にも選ばれている、千早赤阪村の棚田を散策しました。見晴らしのいい高台から一望する棚田はとてもノスタルジックで、守るべき大切な日本の原風景だと改めて思いました。

サスティナブルポイント

この先100年継続させるために、日本の温暖化その他環境変化に負けない、日本にしか出来ないぶどうを作ろう”と、毎年、品種の改良・育種を研究しています。

温暖化対策として生食用のぶどう栽培方法を使ってのワインへ応用し、実験栽培として様々な生食ハイブリットぶどうを栽培しています。
*もったいない精神⁼有機肥料を使用。 つむぐワインプロジェクトを企業と連携し21年からスタートさせ、その一環としてワインボトルはリユース瓶を使用しています。

2日目河内長野市大阪金剛簾「すだれ資料館」を見学

歴史的に価値の高い国内外の珍しい簾や、当時の貴重な道具や機械、そして巻物・文献・映像など数多くの資料を見学しました。しなやかで美しい日本の伝統技術に触れることができ、簾の「魅力」や「価値」を再認識することができました。

サスティナブルポイント

竹の特徴である、成長が早く耐久性にすぐれた性質を生かしたスダレはサスティナブルな素材として再評価されています。

地元エリア、河南町の竹を使用し、地産地消を取り入れることで地域活性化や二酸化炭素排出の抑制などSDGsにも貢献しています。

2日目東大阪市ものづくり「株式会社アオキ」で見学とご説明

宇宙産業から身近なものまで「ものづくりの匠の精神」でチャレンジしている東大阪の代表的存在の会社を見学しました。青木理社長自らご説明いただき、「ものづくり大国」日本の未来への思いや、これからの日本を支えることになる子供たちへ注がれている情熱をお聞きして、大変学ぶことが多かったです。

サスティナブルポイント

SDGsの項目のうち、8目標達成に向けて取り組んでいる企業です。
例えば、「6安全な水とトイレを世界中に」の目標に対しては汚染水希釈排出機を製作し汚染水除去にも取り組んでいます。

教育旅行誘致に向けた南大阪・河内エリアの観光コンテンツ開発、モデルコースの企画・造成について

近年「探求的な学習」をキーワードとした体験型コンテンツのニーズが非常に高まっています。
南大阪・泉州地域や河内地域に点在する地域資源から「教育的な価値」と「地域的な独自性」を備えた「SDGs」や「サステナブル」をテーマにした観光コンテンツを開発し、モデルコースの企画・造成を通じて、地域の事業者との協力で接続可能な受け入れ体制を整備していきます。

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