江戸時代、経済の中心地・陸海交通の要衝となっていた大阪は、全国から特産物や新鮮な食材などが集まることで経済的な中心地となり、商業活動の隆盛は食文化にも大きな影密を与え「天下の台所」と呼ばれました。
商人のまち大阪での食文化は、倹約という合理的な考えが暮らしの隅々に浸透するいっぽうで、
商いでは客の舌をうならせるクオリティーの高い店が生き残っていきました。
こうして大阪では、食への情熱が高まるとともに、食材を大切に、無駄を出さず、極力捨てることをしない"もったない精神"が根付いていきました。
大阪という一大消費地を支える生産地においても、
食・食材のクオリティーが高められるのと同じく無駄を出さない意識も根付き、現代のSDGsに繋がる食のサステナブルが実践されてきました。
そのような、食のサステナプルに取り組む生産地や生産者との交流など、ユニークな食文化体験を楽しむ旅「ガストロノミーツーリズム」をご紹介します。
南大阪を中心に地域や施設で取り組んでいる食のサステナブルや
SDGsをテーマに、様々な体験コンテンツやプログラムを紹介します。
[概要]
大阪府泉佐野市で江戸時代から続く農家「長左衛門 射手矢農園」で育てられる泉州たまねぎ、泉州キャベツの収穫体験と長く続く農業や地域のSDGsを学びます。
施設基本情報
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泉州特産野菜の水なす、泉州たまねぎ、泉州キャベツなどの廃棄野菜を染料に伝統産業である泉州タオルに絵付けをします。タオル工場の見学やSDGsに取り組む泉州の産業について学びます。
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岡田浦漁港が海と食のSDGsとしてアナゴの陸上養殖に取り組んでいます。水産資源の貴重さ、生命の大切さ、地域の海の問題、温暖化の影響や海の未来についてなど漁業の最前線を知れる機会と岡田浦漁港が取り組むSDGsを学びます。
施設基本情報
[概要]
観光農園「いずみふれあい農の里」では、循環型農業、規格外食材の食品ロス、持続可能な農業に取り組んでいます。イチゴの収穫体験、廃棄野菜を使った動物への餌やり体験、間伐木材を使ったBBQ体験など、持続可能な地域をめざす農園でのSDGsを学びます。
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堺出身の千利休と与謝野晶子をテーマに、堺の歴史文化を発信しているミュージアムです。施設には本格的な茶室広間が備わっているほか、「立礼茶席(南海庵)」では茶道三千家の表千家・裏千家・武者小路千家のお点前により、イス席で堺の抹茶と和菓子が楽しめます。
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600年の歴史を誇る堺打刃物は食文化と密接に繋がっており、明治5年創業の日本刀・包丁を鍛える大阪・堺の打刃物工房「水野鍛錬所」で刃物づくりの現場を見学。伝統文化、伝統産業を支える打刃物工房で、文化遺産の保全とSDGsを学びます。
施設基本情報
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大阪を代表する果実「いちじく」を、大阪を代表するいちじく農家「藤井農園」での収穫体験や地域と連携した持続可能な農業、食の SDGsを学びます。
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大正3年創業の西日本で現存する最古のワイナリーの一つ「カタシモワイナリー」では、ワインの製造のみならず、地域の原風景を後世に残すための街づくりにも取り組んでいます。ワイナリー訪問を通じて食のSDGsや地域での持続可能な取組みを学びます。
施設基本情報
新規プログラム!日本文化体験を通じてインバウンド客の誘致に積極的で「茶道体験」など
各種メニューを用意しており柔軟に受入が可能です。
[概要]
富田林市の佐備地区に地元古民家を移築し、日本文化体験ツアーをインバウンド向けに取組んでいます。古民家からみる「河内原風景」はまさに昔の日本にタイムスリップした趣があります。地元で採れた食材(季節野菜)の活用で、バーべキューを提供してます。
食のSDGsや地域での持続可能な取組みを学びます。
施設基本情報
写真はすべてイメージです。
〒542-0081
大阪市中央区南船場4-4-21
TODA BUILDING 心斎橋5階
TEL.06-6282-5900 FAX.06-6282-5915
E-mail:tourism@octb.jp
観光事業部
サステナブルガストロノミツーリズム
https://sustainable-area-osaka.osaka-info.jp/
紹介しているプログラムは一部です。
他、食に関する旅行プログラムについてはお問い合わせください。
※記載の内容は令和5年3月1日現在のものです。
他プログラムは予告なく変更となる場合がございますのでご了承ください。